T社事例紹介

T社

業種
美容商材の販売・卸売業
会社規模
売上1億5千万円 資本金1,000万円
所在地
大阪市北区
担当者名
K様

事業内容

美容商材の製造・販売

目標

事業計画を基にした売上の継続的拡大
生産性の継続的な向上
財務体質の強い会社の構築

課題

2017年4月のから営業・販売事業部の社員退社及び新人社員の増加に伴い、営業社員の管理が煩雑になっていた。
さらに、新規クライアントも増加したため、社長の担当案件を社員へ引き継ぐことで、営業の管理をどうすべきか悩んでいた。

創業10年程度の美容メーカー(育毛シャンプー・トリートメントなどを製造)で今まで社長が一人で営業を担当してきた。代理型の営業スタイルで全国に100社程度あるディーラーを直接訪問し商品の良さを説明して取り扱って頂くことで、業績を伸ばしてきた。事業拡大の為に営業職を増やし既存営業先のフォローをし、社長は新規の顧客開拓やM&A案件など、事業価値の高い業務に専念できるような体制を構築してさらなる事業拡大を計画していた。社員の退社や新人の採用などを行う中で、管理業務が煩雑になり、現場への悪影響が出始めていたため、管理システムの構築が急務であった。

取り組んだ内容と効果

営業管理体制の構築を行うべく下記の仕組みを導入

①クラウド上で情報を一元管理する体制の構築
②毎日のアプリソフトを使った営業活動の見える化
③月間の売上・粗利の集計表を活用した結果の見える化

上記3点を1ヶ月に1回の会議で情報共有と報告を行う。

大掛かりなシステムの導入は資金的にも技術的にも困難なことが考えられたため、安価なファイル共有アプリを導入して、全国どこにいても営業資料や売上データ共有できるようにした。また、使い勝手が良く簡単にアプリなどで確認出来るようなツールを使ったシステムの導入雨が必要だったため、アプリを活用して営業の日報管理を日本全国どこにいてもい記入したり閲覧したりできる仕組みを構築した。最後に売上推移表を作成し、ディーラーごと、又は営業担当ごとの毎月の売上とそのプロセスを可視化して、簡単に継続的に取り組める仕組みとして作り上げた。また、月一回の営業会議を行い、社長と営業課題を共有し、営業社員への落とし込みを行った。

取り組んだ期間や人数・役割

2017年4月~2017年5月に仕組みの導入
2017年6月~2018年3月まで運用のサポート
毎月の営業会議への出席と社員間の意見交換・情報共有をサポート

サービスを受けてどのように変わったか

営業管理体制を自社で運用できるようになった
社長が新規事業に集中できる環境を取得した

設定した営業行目標を営業社員と共有し、どのように実現するかを計画する。また、実行においては日々の営業活動を全国どこにいてもリアルタイムで報告・確認出来るようにし、定例会議において、目標との乖離を確認すると同時に修正することで達成率を高めていく。そして、修正点を次月へ反映して継続的な改善を行っていくという仕組みの構築を安価に実現した。

今後どのような目標を持っているか

マネジメント層の育成
営業社員の人事評価制度の構築
上記による会社全体の生産性の向上

営業社員の中で部長職を任せられる人材の育成をし、より強固な組織をつくりあげたい。 また、社員のモチベーションを高めるために適切に社員の成績を評価し報酬に反映させる仕組みを構築することが営業管理体制構築の一つの目的である。 最終的には会社全体の生産性を高めることによって業績を上げられる組織をつくりたい。

今後のアークスリーと取り組みたいこと

社長の経営アドバイザリー
全社的な経営戦略・マーケティング面でのサポート

社長の経営面での相談相手として経営や戦略立案、マーケティング面でのサポートを行なっていきたい。